今回は、さつまいも栽培の失敗あるあるを紹介します。
栽培用の苗が腐る
苗から白カビが出て難しい!
不作対策はある?
さつまいも栽培で失敗?不作対策は?やっぱり難しい?
何度か「さつまいも栽培に失敗」
これまで、何度か「さつまいも栽培に失敗」しました。
サツマイモの苗に害虫がついた
さつまいもそのものが腐った
という話をよく聞きます。
サツマイモは簡単だと言われているものの失敗もあります。
1 寒さでつる苗が育たない失敗
さつまいもの弱点は「寒さ」
さつまいもの弱点は「寒さ」です。さつまいもは寒い冬が越せません。
「さつまいもは寒さに弱い」
「10℃以下では腐ってしまう」
と言われてるほど「冷たい温度」に耐えられません。
さつまいもの弱点は「寒さ」
冬に植えても育たない
寒い3月に種芋が腐る
という失敗も起こりやすいです。
実際、僕自身、今年の「さつまいものつる用苗」は失敗してしまいました。
10℃以下になった日が続いたため腐ってしまいました。
2 水のあげすぎて失敗
さつまいもは水をあげすぎると逆に育ちが悪くなる
さつまいもは水をあげすぎると逆に育ちが悪くなります。
さつまいもの生産量がもっとも多い鹿児島県は、カラッとした土で栽培されることが多いです。
元々、さつまいもは「枯れた土」でも育つ優秀な野菜です。
だからこそ、肥えた土で水をあげすぎると逆に失敗してしまうこともしばしば。
さつまいもは牛ふんや石灰は堆肥にぴったりです。
「和歌山県農業試験場」の22年間の研究によると、石灰と牛ふん堆肥を混ぜ合わせて使うと、養分になるリン酸が吸収されやすい形にかわって土に蓄積されるとのことです。要するに、さつまいも栽培に適した「最高の土」ができるわけです。
3 放置しすぎて失敗
放置しすぎるのもよくない
さつまいもの栽培は簡単
枯れた土地でも栽培できる
といわれるものの、放置しすぎるのも良くありません。
「最初の1週間は水がいる」といわれるように、最初は水やりが必要です。
とくに苗を植えた直後は、根がはり、新しい葉が生えてきます。
そのため「枯れたように見える」こともあります。
4 害虫にくわれる
害虫に食われることもしばしば
害虫に食われることもしばしば。
青々した葉っぱに虫がつくこともあります。
私自身、以前栽培したさつまいもの葉に虫が集りました。
みどりの芋虫やコガネムシなど、さまざまな虫が集まってきます。
その土地にあった害虫対策
専門農家さんたちは、黒いビニールシートを敷いて栽培したり、ヘチマ栽培のように、ツルを上に伸ばして通気性をよくする人もいらっしゃいます。
有機の自家製農薬をつくる人もいます。「ワカメを煮立たせた汁をかける」ことでミネラル豊富な栄養にしながら、蟻を寄せ付けないのだとか。
その土地にあった方法で害虫対策をするのはありです。
5 獣害でやられる失敗
農作物が荒らされることも
獣害もよくあること。
イノシシに荒らされた
タヌキに食われた
なんて話もよくあります。
「長崎県の農林部」による「タヌキの生態と対策」の記事によると、タヌキによる獣害のリアルが報告されています。
獣害報告にもあるように、農作物が荒らされることもよくあります。
栽培する地域によって獣害対策をしっかり整えるのがおすすめ。
6 今年の日照時間が短かった
農業に失敗はつきもの
残念ながらさつまいも栽培は
準備したサツマイモの苗は腐った
枯れたまま育たなかった
ということもよくあります。
天候に左右されることを承知の上で、失敗を恐れずどんどん準備しましょう。
サツマイモは寒さにかなり弱いです。せっかく数千円かけて購入した種芋が全てダメになってしまいました。
6 購入した苗が悪かった
購入した苗が悪かった
さつまいもの育ちが悪くなった理由はいくつかあります。
まず、ネット購入した「苗」そのものが悪かったです。届いた苗は、最初から細々としていたものもあり、結局、育たずに枯れてしまったモノも多くありました。安さを重視した結果、粗悪業者にあたってしまいました。
☑︎ 粗悪な苗の販売業者に当たった
☑︎ 春は寒く夏は暑かった
☑︎ 日照時間の短さ
さらに、植えた時期が早く、夏の気温が高かったのもマイナスに働いたようです。記録的な熱波からか実りが悪くなりました。
主要因は「苗」ですが、さまざまな要因が重なってしまうのが農業ですね
失敗してもネットで苗を買おう
予備を含めてネットで購入
ネット通販ではサツマイモの苗を簡単に買うことができます。
予備を含めてネットで購入するのもオススメです。
農家さんから直接苗を購入すれば失敗しても挽回することができます。
おすすめは「楽天市場」。買える苗の種類も豊富。
「紅はるか」「安納芋」「シルクスイート」など人気品種も買えます。
即、発送してくれるのでかなりありがたいです。
「楽天市場」で早めに「予約」することもできます。
植えることが決まっていたら「予約」して苗を確保するのがおすすめです。